冬用の猫ベッドを新調 2匹の猫はクンクン……のみで一切入らず!

暖をとる猫
小さいかごのベッドで2匹ぎゅうぎゅうに寝るのが好き

 今ある猫ベッドはかご製のものなので、中のクッションを取り替えて何年も使っています。まだ使えるので捨てるわけではありませんが、猫に冬用ベッドをプレゼントしたくなりました。

こだわりなく選んでいた猫ベッド

 これまで購入した猫ベッドは数知れず。大抵、ホームセンターのペット用品売り場でふと思い立って買うので、そこにある猫ベッドの中から適当に選んでいました。

 夏は冷感タイプの生地でできた薄型ベッド、冬はフェルトなどのあたたかい生地でできたふわふわベッド……としたいところでしたが、だいたいは夏に買ったものに毛布を追加して、年中夏用ベッドを使うパターンが多かったように思います。

冷感タイプの猫ベッド
5年前に使用していた布地の猫ベッド。当時のモモは過剰グルーミング防止で洋服を着用

 冒頭に紹介したかごのベッドは長持ちで、3年以上は使っています。布で作られた安価なベッドは、洗濯できても長年使うと形が崩れるので、せいぜい2年くらいで捨ててきました。2匹でぎゅうぎゅうになって寝るため、ベッドに負担がかかって寿命が短いのだと思います。その点、かごはへたることがありません。

新しいベッドはドーム型

 今回新調した猫ベッドは、ネットで2週間ほど吟味して購入に至りました。冬用なのであたたかいベッドをと思い「ドーム型」で検索。まだこたつを出していないし、猫にとって“部屋っぽい”ものが良いかなと思ったんです。

 2匹で寝るのが好きなのですが、小さすぎると2匹一緒に入れないし、大きさが難しい……と思いながら探していると、箱型になっていて、中で猫がくつろいだり、上に乗ったり、人間も座れる椅子のような形のベッドがいくつか見つかりました。そのタイプの中から、2匹一緒に入れるけれど、そこまで大きくはなさそうなサイズのベッドを選びました。

箱型のベッド。椅子のように人間も座れる

 新しいベッドといえば、気になるのはニオイ。開封した時点で、それほど気にならなかったので大丈夫そうだと感じましたが、猫たちにとっては「嗅ぎ覚えのないニオイ」がするはずです。「飼い主の着古した服で作ったベッドは猫が安心する」と聞いたことがあるので、捨てようと思っていた部屋着をベッドの中に入れ、部屋の真ん中に置いてみました。

 しかし、その時はまだ午前中。猫たちは日当たりの良い場所にある、かごのベッドでお昼寝中。新しいベッドに近づく気配もありません。気長に待っていると、午後になってモモがやって来ました。

ニオイチェックに余念がないモモ

「新しい物好き」のモモは、早速ニオイをクンクン。おっ!近づいてきた!慌ててスマホを用意して写真を撮ろうとしたら、うっかり物音を立ててしまい、モモは“ビクッ!!”とこちらを見て、固まってしまいました。

そっと近づいてきたモモ。警戒中。罠じゃないよ~

 待って!逃げないで!!息をひそめて、モモを見ないようにしました。注目しないほうが、落ち着くんです。って、野生動物の餌付けじゃないんだから10年我が家に住んでいる猫です。

 功を奏して、モモは逃げずにニオイチェックを再開しました。箱に入れ、入れ~と念じましたが、願いもむなしく、モモはえさ場にトコトコ行ってしまいました。カリカリごはんをガツガツ食べ、そのまま別の場所で寝るのかと思いきや、新しいベッドに戻って来たモモ。

ニオイを嗅ぐ猫
この家に来た新しいもののニオイは、私がチェックするわ!

 クンクン、クンクン……しつこくニオイを嗅ぎます。さすが新しい物好きのモモ。ニオイチェックに余念がありません。しかし中には入らないまま、あんずが寝ている古いベッドに行ってしまいました。

好奇心旺盛な猫も、華麗にスルー

 一方、モモの相棒猫であるサビ猫のあんずは、「何かあるな」と目視しつつも、華麗にスルー。好奇心旺盛なはずなのに、ニオイすら嗅ごうとしませんでした。

 そんな感じで初日は終了。夜になると、猫たちはむしろベッドに興味を失っていて、完全に無視されてしまいました。

 翌日は晴天。ここ最近にはない暖かさで、モモもあんずも箱の家には入らず、日中日向ぼっこをしていました。

部屋を覗く猫
夕方、やっとベッドを確認しに来たあんず

 日が暮れた頃、あんずはようやくニオイを嗅ぎ始め、お腹くらいまで中に入りましたが、「なんかチガウ」とばかりにすぐに出てきて、プイっと行ってしまいました。

 あんたたち……何の変哲もない段ボールやら紙袋には、新しかろうがすぐに入るくせに、なぜにベッドは警戒するの……。

 結局、設置から4日が経った今日も、まだ入りません……。上に乗ることすらしません……。気長に待ちます。

安田有希子
2015年からsippoにて「猫アレルギーですけど」の連載開始。2匹の元保護猫と暮らして4年目に猫アレルギーが発覚するも、平和に暮らす。猫の好きなパーツは、小さく並んだ門歯。幼少の頃「うちのタマ知りませんか?」のすごろくに大ハマりした年代。栃木県出身。

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この連載について
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