正しい知識でペットを守る! クイズ「ペットの熱中症、どれくらい知ってますか?」
ゴールデンウィークに入り、気温もあがりはじめました。これからの季節、ペットに起こる心配事のひとつが熱中症です。
ペット保険のアニコムによれば、熱中症の診療件数は7月から8月にかけてピークを迎えるものの、5月から顕著に増え始めるとか。突然暖かくなることに体が慣れていなかったり、「まさかこの時期に?」という気の緩みが、ペットの身を危険にさらすこともあるかもしれません。
そこで、過去にsippoでご紹介したペットの熱中症関連記事のなかから、あなたの「ペットの熱中症習熟度」をはかるクイズを出題します。大切なペットを守るためにも、ぜひチェックしてみてください!
クイズに挑戦! あなたの「ペットの熱中症習熟度」は?
【Q1】ペットに熱中症の症状が見られたときに取るべき対応として、間違っているのはどれ?
A:全身に氷水をかける
B:保冷剤などで首や内股を冷やしながら来院
C:涼しい場所で風を送る
ヒント:犬・猫が熱中症? 初期症状を見逃さず応急処置、急ぎ病院へ
【Q2】熱中症のリスクが高いといわれているのは、次のうちどのタイプ?
A:シェパードのように鼻の長い犬種
B:ガリガリにやせた犬猫
C:認知症にかかった犬
ヒント:犬・猫の熱中症 リスクを知って、予防を 屋内も要注意
【Q3】熱中症予防にあまり有効ではない家電は、次のうちのどれ?
A:エアコン
B:扇風機
C:サーキュレーター
ヒント:ペットと快適な夏を過ごすために 専門家が教えるエアコンの上手な使い方
【Q4】留守番中のペットの熱中症対策で、間違っているものはどれ?
A:ゲルタイプの保冷剤を活用して体を冷やす
B:風呂場は開けて、おけやたらいに水を少しためておく
C:エアコンのリモコンはペットのそばに置かない
ヒント:犬や猫の夏の留守番、安全のためにどう工夫する? トラブル回避策を獣医師が解説
【Q5】熱中症予防には水を飲むことが有効ですが、犬に水を飲ませる工夫として、間違っているのはどれ?
A:ひっくり返りにくい、ある程度重さがある器を用意する
B:飲み水の場所を覚えさせるために、器はひとつしか置かない
C:高齢犬は楽な姿勢で水を飲めるよう、器を台の上に置く
ヒント:犬が水を飲みたくなる工夫を 脱水や熱中症を防ぎ健康に過ごそう
何問正解できた? 答えはこちら
【Q1】ペットに熱中症の症状が見られたときに取るべき対応として、間違っているのはどれ?
A:全身に氷水をかける
急激に冷やすと末梢血管が収縮し、温度の高い血液が各臓器に循環してしまい、熱が発散しにくくなってかえって体温が下がりづらくなるそう。そのため、内臓がダメージを受けることも。
【Q2】熱中症のリスクが高いといわれているのは、次のうちどのタイプ?
C:認知症にかかった犬
何時間も徘徊したり、狭いところに入って鳴き続けて体温が上がったりすることで、熱中症を招いてしまうケースが。普通の犬では大丈夫な環境でも、認知症の犬には特にケアが必要です。
【Q3】熱中症予防にあまり有効ではない家電は、次のうちのどれ?
B:扇風機
汗をかく人は、肌に風が当たることで気化熱が発生して涼しさを感じますが、ペットは汗腺がないので、汗が気化せず体温は下がりません。扇風機は「風を感じるためのもの」と考えるといいかも。
【Q4】留守番中のペットの熱中症対策で、間違っているものはどれ?
A:ゲルタイプの保冷剤を活用して体を冷やす
保冷剤の中には、犬や猫が中毒を起こす「エチレングリコール」や「プロピレングリコール」といった成分が使われていることがあるため、使用は避けましょう。
【Q5】熱中症予防には水を飲むことが有効ですが、犬に水を飲ませる工夫として、間違っているのはどれ
B:飲み水の場所を覚えさせるために、器はひとつしか置かない
暑い季節は、飼い主の留守中に犬が器にぶつかったり、地震が起きて水がこぼれてなくなってしまうと、熱中症にかかる危険が。水の器は複数個を用意しておくと安心です。
いかがでしたか? ペットの熱中症は、飼い主さんが備えをしておけば、避けることができる健康トラブルのひとつです。
今回ご紹介した参考記事でしっかりと知識を身につけ、これから残暑が厳しい秋まで、安全にペットと過ごしてください!
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