猫のため買って大正解だった「こたつ」 センサー付きで猫が入ると自動スイッチオン!

 冬も本番。寒いですね。寒さにすこぶる弱いのが猫。猫飼いのみなさんのお宅では寒さ対策、どうしていますか? 我が家はとうとうアレを買ってしまいました。♪イ~ヌは喜び庭かけまわる、ネ~コは……のアレです。こたつです。

 これがニャンズに大好評!現在、猫3匹(ポッポ/女15歳、ニャンタ/男8歳、モモぞう/男7歳)と暮らしており、当然かもしれませんが全員大喜び。今までに猫のために買ってよかったもののダントツ1位になりました。

人感センサー付き!猫が入るとスイッチオン

 ぬくぬく。だらーん。ぎゅうぎゅう。ここはパラダイス? いつもはそれほど仲が良くない3匹ですが、ポカポカのこたつの中ではいつの間にかだらーんと伸びて、おしりがくっついたり、足を乗せ合ったりといった場面も見られます。一方、ポジション争いでケンカになることもありますけど。

こたつの中の猫
3密? ニャン密?

 写真をご覧いただくとわかりますが、中は真っ暗です。これはフラットカーボンヒーターゆえ。一般的にこたつに使われている石英管、またはハロゲンヒーターの赤外線の光が猫の目によくないのではという説がネット上に出ていたため(真偽はわかりませんが)こちらにしました。中にいる猫の様子がよく見えないのが玉にキズです。

 なお、60×60㎝サイズなので3匹入ると、しかも伸びると満員。人間はそこへ「ちょっと失礼」と、空いたスペースを見つけて足を入れさせていただきます。

猫とこたつ
ニャンタ入りまーす!「すぐあったかくなるもんね」

 そしてこのこたつ、人感センサー付きです。猫(人)が入るとスイッチオンし、出るとオフするというものです。だから、寒い時期はほぼつけっぱなし。人が切り替えなくても猫が使いたいときに使えて、誰も入っていなければオフになるので、電気のムダも省けます。最初のうちは中が冷たいと入りませんでしたが、入るとそのうちあたたかくなると学習したのでしょう、入って待つようになりました。

 なんだかテレビショッピングのようになってしまいしたが、本当に大正解の買い物でした。

購入決意は15歳になる愛猫のため

 一気に生活感が出る、一度入ると出られなくなってダラダラしてしまうなどの理由で、禁断のものとして、こたつはずっと暖房の選択肢から外されていました。そんなお宅は多いのではないでしょうか?

 我が家がこたつを購入したのは一昨年。実はそれまで、暖房はエアコンと小さな電気ヒーターのみ。古いマンションということもあって、それではあまりあたたかくはありません。石油ストーブはかなりあたたかいのでしょうが、うっかりものなので火が怖いし、灯油を買ったり、入れたりが面倒だし、まあ我慢、という感じでした。

座布団の上の猫
生後2日目で出会ったぽっぽさんも15歳……

 しかし、年長のポッポさんが15歳を迎えようという頃、年とともに痩せ、毛も薄くなり、寒さがよりこたえるようになってきたことが感じられたのです。

 また、数年に1度ですが、冬にニャンズを置いて3日ほど留守にすることがあり、エアコンのタイマーをセットし、友人に様子を見に来てはもらうのですが、「寒くないかなぁ」と気が気ではありませんでした。

 それも含めて何か対策をということで、考えました。検索しまくりました。

 ストーブは危ない。オイルヒーターってどうなんだろう。電気代は? ホットカーペットは良さげ。と、最終に残ったのがホットカーペットとこたつでした。

「でもこたつはやっぱりないな。ホットカーペットだな」と決めかけていた時に、目に飛び込んできたのが「人感センサー付きこたつ」の文字。そんなものがあるのかとさらに検索し、これなら留守にする時もいいのではと、今のものに行き着いたわけです。

こたつがあって残念なコト

 こたつを導入して残念なことが一つだけあります。 ニャンズが中にこもりっぱなしで、なかなか姿を見せてくれないことです。特に寒さが厳しい日は、一日中ほとんど気配が消えてしまいます。

 そんな時は時折、布団をめくって存在? 生存? を確認していますが、そのたびに「寒いでしょ!」と言わんばかりの迷惑そうな顔をされます。す、すみません……。

パソコンと猫
仕事のお手伝いですよ

 まれにそうでない時もあります。別の部屋で仕事をしていると、寒い日でもそこへやってきて、ひざにのってくる子がいます(たいていはポッポさん)。そんな時は「あのぽかぽかのこたつよりも、おひざの方がいいの?」と、ますます我が猫がいとしくなるのでした。

 まあ、なんせ猫ですから、気まぐれ天使ですから、またすぐにこたつへ戻ってしまうのですけどね。

あたたかさ=猫の幸せの大部分

 あるおうちは猫のために芯からあたたまるという薪ストーブを導入しており、周りで幸せそうにくつろぐ猫の姿がありました。憧れましたが、どこでもできることではありません。家によって選択肢は限られ、寒かったら猫は布団にもぐるのではという考えもありました。でも、こたつが来たことで、猫にとってのあたたかさの大切さを改めて知りました。

 以前ある獣医さんが、「あたたかければ猫はだいたい幸せ」と言っていました。こたつでぬくぬくしているニャンズを見ると、その言葉をしみじみと実感します。もっと早く買ってあげればよかったね。ごめんね。

猫とこたつとくれば、やっぱり

こたつとみかんと猫
モモぞうは猫が苦手な柑橘系O K。みかん大好き。「だっておもちゃでしょ?」

 以前は多少なりともインテリアにこだわりたく、生活感が出ると敬遠していたこたつでしたが、高かったソファもどこもかしこも爪とぎでボロボロだし今さらというのも、また、慣れもあって気になりません。むしろ郷愁のようなものを感じています。

 猫とこたつ。そこにみかんを添えれば、日本の、庶民の冬のでき上がり。そのビジュアルに心まであたたかくなり、癒やされています。うちは畳の部屋がないのですが、次は畳がほしいなと思う今日この頃です。

石井聖子
猫依存症の名古屋在住ライター。幼少期は犬、亀、鶏、インコと暮らし、猫歴は30年以上。現在は3ニャンズ(と夫)と同居。さらにワンコも一緒に暮らすのが野望。夢は弱い立場にいる動物と子ども、全ての人が一緒に幸せになれる方法を見つけること。

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