敬意を表し“さん”づけ 福島からやってきた銭湯の美人看板猫 

 1956年に創業し、地元の方々に愛されて今年64年目を迎える「鹿島湯」。こちらの銭湯では運がよければ、淡い色合いの三毛猫の琥珀さん(9歳♀)と、飼い主の坂下ミヱ子さんが仲良く店番をしているのを見られるかも!?

「猫は気ままだからいたりいなかったりよ。暖かいと出てくることが多いかもね」とのこと。

仲良し看板娘と看板猫
仲良し看板娘と看板猫

 ミヱ子さんは大事な相棒を“琥珀ちゃん”ではなく、愛情と尊敬を込めて“琥珀さん”と呼びます。東日本大震災の津波で飼い主を亡くして帰る場所がなくなった子猫の琥珀さんを、ボランティアで福島を訪れていた息子の三浩さんが家に連れてきたとか。

「もともと母親が猫好きで、飼ったこともあるからやはり私は犬より猫なのよね。他の兄弟姉妹は亡くなってしまったけれど、琥珀さんだけが生き残ったの」とのこと。なかなか強運の持ち主のようです。

暖かい日は琥珀さんに会えるかも?
暖かい日は琥珀さんに会えるかも?

 エサを食べにやってくる野良猫とケンカをしたらしく、取材当日も眉間の辺りに小さな傷をこしらえていた琥珀さん。「このコはネズミを獲るのは上手いんだけれど、ケンカは弱いのよ」とミヱ子さんを心配させていました。

 年齢を重ねてもシャキシャキと元気な二代目看板娘のミヱ子さんと、とても人懐こくて愛嬌のある看板猫の琥珀さんコンビに、元気をもらいに行ってみませんか?
(取材・平野敦子)

鹿島湯
住所:埼玉県さいたま市南区別所3ー310
TEL:048-861-7007
営業時間:15:00~22:00(土曜~20:00)
定休日:水曜、第2土曜
公式サイト:https://1010kashimayu.wixsite.com/home

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