犬や猫を劣悪な環境で飼育し虐待した疑い NPO代表を書類送検

 犬や猫を劣悪な環境で飼育して虐待していたとして、茨城県警が古河市の動物保護施設を運営するNPO法人「ワンライフ」の代表者を、動物愛護法違反の疑いで水戸地検下妻支部に書類送検していたことが、県警への取材でわかった。

 横浜市の日本動物虐待防止協会がNPO法人を刑事告発し、古河署が5月13日付で受理。同法違反容疑で調べを進めていた。送検は今月16日付。告発状によると、NPOは排泄(はいせつ)物の処理などを十分に行わずに、犬や猫計100匹以上を劣悪な環境に置くなどして虐待した疑いがある。

 県動物指導センターによると、このNPO法人については、市民から「不衛生な状況で動物を保護している」などと情報提供があり、昨年10月にセンターが立ち入り調査。同12月に改善勧告を出したが改善が見られず、今年2月に改善命令を出していた。

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