sippoイベントで近藤研二・山田稔明ライブ 猫愛を歌う
大の猫好きで知られるミュージシャン2人、近藤研二さんと山田稔明さんのアコースティックライブが、8月16日に東京・新宿の京王百貨店で開かれます。sippoが企画したチャリティーイベント「みんなイヌ、みんなネコ」の一環。やさしく、さわやかな楽曲で定評がある2人に、愛猫のこと、イベントへの思いなどを聞きました。
――おふたりとも“猫男子”。家にどんな猫がいるのですか
近藤(以下敬称略) 我が家には2匹の猫、モイ(オス、4歳)と、ウニ(メス、3歳)がいます。モイは1歳の頃、リンパ種にかかりましたが、病を乗り越え、たくましさと優しさに磨きがかかりました。そんなモイを太陽のように明るく支えているのが、お転婆な妹分ウニです。寝ても覚めても猫中心の毎日です(笑)。
山田 うちはポチ実という5歳の女の子。13年ともに暮らした先代猫ポチを亡くして失意の中にいた時、突然うちの庭に現れた“同じ模様の猫”がポチ実です。太陽を浴びたり、月明かりを眺めたりするのが好きなので、雨が続く季節はいつも不機嫌そうな顔(笑)。夏はご機嫌よくなりそうです。
―― 猫と暮らす醍醐味は?
近藤 猫の存在自体が僕の教科書。信頼や一途な愛を学びます。モイとウニがいかにイカ耳にならないか、僕が作る音楽もそれが基準になりつつあります。
山田 ポチ実のおかげで毎日が楽しくて、一日として同じ日がないくらい目まぐるしく面白い。彼女が駆け回ることにより、家の中の空気の淀みがないのがいいですね。
――ライブではどんな楽曲を披露してくださいますか?
近藤 Eテレの『2355』『0655』のために書いた曲の中から『眠れねこねこ』と『猫のふみふみ』を歌います。『眠れねこねこ』は先代猫マルオの寝顔を見ながら、『猫のふみふみ』は子猫時代にふみふみをしていたモイを見ながら作曲しました。ウニを想い作ったインスト曲も披露したいです。
山田 まず『日向の猫』。これは先代猫ポチが僕に書かせてくれた曲だと思っています。それから『きみは三毛の子』。これは、ポチ実を眺めていたら自然にできあがった曲なんです。いずれも猫と暮らさなかったら書けなかった曲です。ほかもお楽しみに。
――初めて参加する「みんなイヌ、みんなネコ」への意気込みは。
近藤 保護猫、保護犬にフォーカスした写真展も楽しみだし、譲渡会では少しでも多くの保護猫、保護犬に新しい家族が見つかるように、僕も演奏を通してお手伝いできればと思います。自分の音楽は猫仕様とでもいうのか、低刺激なものが多いので、会場でちゃんと皆さんに届けられるか不安ですが、“猫のゴロゴロ”に聞き耳をたてるつもりで温かく見守ってもらえれば幸いです。
山田 動物好きというだけで人と人の垣根が何センチも低くなると思っています。みんなで同じ時間を共有して楽しめたらいいですね。
- 近藤研二・山田稔明LIVE in みんなイヌ、みんなネコ
- 日時: 8月16日(金)18:00~
会場:新宿駅前、京王百貨店・新宿店 7階大催場
料金:入場無料
座席:先着順(来場多数の場合は立ち見可)
*会場ではCD、Tシャツなどオリジナルグッズの販売もあります
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