9代目こにゃん市長、大差で初当選 「市の魅力伝えたいニャン」

第9代こにゃん市長に当選した雄猫のジャック(湖南市観光協会提供)
第9代こにゃん市長に当選した雄猫のジャック(湖南市観光協会提供)

 滋賀県湖南市のインターネット上の仮想都市「こにゃん市」の9代目市長に、雄猫のジャックが初当選した。4月22日に発表があり、市観光協会の上西宗市会長から当選証書が贈られた。

 こにゃん市長選は市観光協会が観光PRと動物愛護を目的に、2011年度に始めた。市内で暮らす犬と猫が立候補でき、任期は1年。「公務」として市内のイベントなどに登場するほか、ホームページ上で活動を報告する。

 8代目市長・きゃらが引退し、今回は犬1匹を含む8匹が立候補する大激戦。「こにゃん市」のホームページ上で4825票の投票があり、ラグドールという種類のジャックは1983票を獲得し、2位(864票)に大差をつけた。

 飼い主の片岡真紀さん(37)は「びっくりとうれしい気持ちが半々」。「今までで一番かわいく撮れた」という1枚を応募写真に選んだ。選挙公約「ニャニフェスト」では、「たくさんの方にこにゃん市の魅力を伝えていきたいニャン」とPRしていた。

 片岡さんによると、6月で1歳になるジャックは好奇心旺盛で、物おじしない性格だという。今後は「ブログなどで市内のスポットを紹介し、まちの魅力をたくさん伝えていきたい」と意気込んでいる。
(宮城奈々)

朝日新聞
朝日新聞社の媒体に掲載されたおすすめの記事を紹介しています。

sippoのおすすめ企画

sippoの投稿企画リニューアル! あなたとペットのストーリー教えてください

「sippoストーリー」は、みなさまの投稿でつくるコーナーです。飼い主さんだけが知っている、ペットとのとっておきのストーリーを、かわいい写真とともにご紹介します!

Follow Us!
編集部のイチオシ記事を、毎週金曜日に
LINE公式アカウントとメルマガでお届けします。


症状辞典

愛犬、愛猫の病気やけがについて、獣医師が症状別に解説する辞典です。