ちょっと太めのネコ「チャミ」、菜の花が広がる公園に
やや太めの体を揺らしながら、のそのそと丘を登る。そんな姿がSNSなどで人気の神奈川県二宮町のネコ「チャミ」が、最も元気になる季節がやってきた。散歩コースとなっている同町の吾妻山公園(標高136メートル)では6万本の菜の花が満開になっており、多くのハイカーらが花やチャミを撮影している。
チャミは雌のスコティッシュフォールド。3月に9歳になる。1歳で不妊手術をした後、太り始めた。飼い主の70代男性は自身と愛猫の健康維持のため、1歳半の2011年秋から同公園に登るようになった。
「さあ、行くよ」。首にリードを付けられたチャミが丸い体で登山道を歩く。山頂近くでリードを外してもらうと勢いよく駆け出す。英国スコットランド原産の種だからか、日本の蒸し暑い夏は苦手で、同公園に登るのは10月から5月初旬まで。2~3日に1回のペースだ。初対面の人が近寄ったり、なでたりしても動じず、富士山や相模湾の眺めがいい展望台の石垣などで撮影に応じている。
町によると、同公園の菜の花の育ち具合は例年より2週間ほど早いという。町内では「菜の花ウォッチング」と題して、スタンプラリーや地場産品販売会などの催しが2月17日まで開かれている。
(遠藤雄二)
【朝日新聞デジタルに動画】
https://www.asahi.com/video/articles/ASM194TP3M19ULOB00F.html
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