仲良し秋田犬の兄弟「ゴン」と「トラ」写真集に 成長する姿追う
秋田県湯沢市にすむ秋田犬の兄弟、ゴン太(3歳)と寅次郎(2歳)の写真集が17日、講談社から出版された。
2匹の愛称はゴンとトラ。飼い主は会社員の佐藤重之さん(50)だ。
3年前、次女の直(なお)さん(20)は友人宅に秋田犬が生まれた時、飼いたくて「里親を募集している秋田犬がいる」と作り話をした。ゴンを預かると、家族全員がメロメロになり、そのまま飼うことになった。
翌年、同じ母犬から生まれたトラも飼い始めた。2匹は早朝と夕方に1時間ずつと、昼に軽く散歩するが、それ以外は玄関や庭でのんびり過ごす。ゴンはメロン、トラはサツマイモが好物だ。
直さんは昨年から、インターネットのツイッターやインスタグラムに2匹の様子を投稿している。すると愛くるしい姿が評判を呼び、出版関係者の目に留まり、写真集の刊行が決まった。
タイトルは「秋田犬 ゴンとトラ あきたけんじゃないよ あきたいぬだよ」。全96ページ(170×182ミリ)で税別1200円。前半は直さんが撮影した、2匹が成長する様子や散歩する姿、自宅で仲良く顔を並べる姿などを収めた。後半は仙北市の田沢湖や男鹿市のゴジラ岩など、県内の観光地で2匹を撮影した。
出版記念の撮影会が、24日に東京都江東区の「ららぽーと豊洲」のドッグランで午前11時から開かれる。「紀伊國屋書店ららぽーと豊洲店」で予約購入した先着100組に、レジで「参加整理券」を配る。
(村山恵二)
sippoのおすすめ企画
「sippoストーリー」は、みなさまの投稿でつくるコーナーです。飼い主さんだけが知っている、ペットとのとっておきのストーリーを、かわいい写真とともにご紹介します!
LINE公式アカウントとメルマガでお届けします。