麻薬探知犬アイ号、捜査活動を公開 すぐに麻薬のありかかぎ分け

海外から1日約1万人の旅客が乗り降りする北海道新千歳空港国際線の入国検査場で30日、函館税関千歳税関支署が麻薬探知犬による不正薬物の捜査活動の模様を委嘱モニター向けに公開した。
函館税関の委嘱モニターを前に、捜査活動の様子を披露したのはラブラドルの麻薬探知犬「アイ号」(メス・5歳)。今年、既に同空港で不正薬物を摘発する実績を上げているという。職員のかけ声とともに並べられたスーツケースや、モニターに預けたバッグからたちまち麻薬のありかをかぎ分けていた。
函館税関は、10月26日から11月8日までをテロ関連物資などの流入阻止に向けた取り締まり強化期間に位置づけている。同税関によると、全国の税関で昨年押収された覚醒剤は1159キロ(末端価格約742億円)で2年連続で1トンを超えた。函館税関管内の不正薬物の摘発は昨年6件で押収量は27グラムだった。(志田修二)
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