災害の避難所、ペットも連れて入れる? 一緒が基本だが、別室も

一緒が基本だけど、同じ部屋で過ごせない場合も

Q 災害のとき、ペットを連れて避難(ひなん)するにはどうしたらいい?

A 環境(かんきょう)省が改定した「人とペットの災害対策ガイドライン」がある。もともとあった指針を見直して、2月末に公開したよ。

Q どう変わったの?

A ペットを連れて避難するのが基本だけど、避難所によっては同じ部屋で飼えない場合があると注意を呼びかけることにした。せまい避難所などでは、屋根があるわたり廊下(ろうか)やシートをかけたサッカーゴールの中など屋外でまとめて飼うこともあるからだ。

Q 指針はいつできた?

A 東日本大震災(だいしんさい)後の2013年にできた。被災(ひさい)地で取り残されたペットが放浪(ほうろう)したり、連れにもどった飼い主が津波(つなみ)にまきこまれたりした。そうならないように、避難所や仮設住宅でペットを受け入れるような配慮(はいりょ)を自治体に求めたんだ。

Q うまくいったの?

A 16年の熊本地震では、避難所にペットを連れて入ることができない飼い主がたくさん出た。室内に入ることができても、ほかの被災者から「においが気になる」「鳴き声がうるさい」などと苦情も相次いだ。内閣府が避難した377人に聞いたところ、35%が「ペットを避難所内に入れてほしくない」と回答している。アレルギーの心配や「こわい」「きらい」という声もあったんだ。

Q ペットも家族と考えている人にはつらいね。

A 避難所では人への支援(しえん)が最優先だから仕方がない面はある。指針でも、飼い主ができるだけ自分の力でペットの面倒(めんどう)をみるよう強調している。万一のとき、ペットも社会の一員としてすごせるように、ふだんから持ち運び用のケージに慣れさせるなどしつけも必要だ。ペットを連れて避難訓練に参加するなど、まわりの理解が広がるよう心がけたいね。

(竹野内崇宏)

朝日新聞
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