美術館の常連猫2匹、フォトブックに 火付け役はツイッター

尾道市立美術館が昨年3月22日にツイッターにアップした4枚の写真
尾道市立美術館が昨年3月22日にツイッターにアップした4枚の写真

 尾道市立美術館のツイッターは「猫だらけ」。同館周辺でスタッフらが撮った猫たちの写真であふれている。連日発信している写真が評判で、えりすぐりの36枚が手のひらサイズのフォトブックになった。17日から販売される。

 美術館に入ろうとする黒猫を警備員がやさしく追い返す――。ほほえましい攻防を撮った4枚の連続写真を昨年3月22日に発信すると、「いいね」の数がすぐに10万件を超えた。ネット上でも話題になり、当時開催中だった「猫まみれ」展の入館者も急増した。

黒猫のKen(ケンちゃん)=尾道市立美術館のツイッターから
黒猫のKen(ケンちゃん)=尾道市立美術館のツイッターから

 黒猫の名前はKen(ケンちゃん)。同館隣のレストランの飼い猫だ。近くにすむ地域猫だという茶トラのGo(ゴッちゃん)とともに、美術館を訪れる人たちの人気者という。

茶トラ猫のGo(ゴッちゃん)=尾道市立美術館のツイッターから
茶トラ猫のGo(ゴッちゃん)=尾道市立美術館のツイッターから

 フォトブック「Ken and Go~美術館を訪れた猫たち」は500円(税込み)で販売。写真は「猫だらけ」展の期間中、2階ロビーで展示する。

(北村哲朗)

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