にゃんとも粋な猫だらけ! 江戸~明治の浮世絵を紹介
「浮世絵づくし にゃんとも猫だらけ」展が、広島県尾道市西土堂町の市立美術館で開かれる。江戸時代から明治時代にかけて浮世絵師が描いた猫たちがずらり並ぶ。5月6日までの期間中、前期・後期で計155点が展示される。
浮世絵コレクションで知られる平木浮世絵財団(東京)の所蔵品で、うち10点は初公開の新収蔵品だ。
同美術館によると、江戸時代に猫をペットとして飼うことが流行。当初は美人画の中で愛くるしい飼い猫として出てきたが、無類の猫好きだった歌川国芳が擬人化してユーモラスに表現したことをきっかけにブームになり、「東海道五十三次」で知られる同時代の歌川広重や、「最後の浮世絵師」と称された月岡芳年らも描いた。
同美術館は一昨年に動物写真家岩合光昭さんの写真展を開催。昨年は美術コレクターが収集した絵画や版画などを紹介する「招き猫亭コレクション 猫まみれ」展を開いており、今回は猫シリーズ第3弾になるという。数ある作品を美人画、戯画、化け猫とテーマに分けて展示する。
観覧料は一般800円、高校・大学生550円。中学生以下と70歳以上は無料。月曜休館(祝日は開館)。問い合わせは同館(0848・23・2281)へ。
(北村哲朗)
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