サンダルの臭いで認知症の行方不明男性を発見、お手柄エルフ号
夜中に自宅を出て行方不明になっていた高齢者を無事に発見したとして、兵庫県網干署は5日、警察犬の「エルフ オブ ハウス ベッケン号」を表彰した。角田正文署長がエルフ号を担当する県警鑑識課の横野雅彦警部補(50)に表彰状を手渡した。
署によると、エルフ号は2歳のオスのシェパードで、昨年春から現場へ出動を始めた。今年1月30日午前0時ごろ、認知症がある80代の男性が、姫路市内の自宅を徒歩で出たまま行方不明に。家族が午前1時半ごろに捜索願を出し、署員らが捜したが、見つからなかった。
午前3時半ごろ、エルフ号が現場に到着し、男性が使っていたサンダルのにおいを手がかりに捜索を開始。約40分後、自宅から1キロほど離れた住宅街の路上で、うずくまっている男性を発見した。男性にけがはなかった。
網干署の幹部は「当時は気温が零下で、発見が遅れていたら生命の危険もあった」と話している。
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