警察犬ブランカ号とタギラ号、山林で倒れていた男性を発見!
嘱託警察犬のシェパード2頭が行方がわからなくなった高齢者の早期発見に貢献したとして、石川県警小松署は指導手を務める金沢市の会社役員、西村外茂次さん(68)と同市の犬訓練士、涌田美樹さん(55)にそれぞれ感謝状を贈呈した。
同署によると、10月8日午後3時半ごろ、小松市内の80代の男性が行方不明になったと家族から行方不明届が出された。翌9日の早朝、市内の山中で男性の車が確認され、嘱託警察犬の「ブランカ号」と「タギラ号」が出動。2頭は男性のにおいを頼りに署員や消防関係者らを誘導し、約2時間後の午前9時ごろ、山林の中で衰弱し、横たわっている男性が見つかった。
10月30日に同署であった感謝状の贈呈式にはブランカ号とタギラ号も出席した。北本与志勝署長は「早期発見が人命救助につながり、ありがたく思う」と感謝。涌田さんは「日々の努力の成果が実ったかなと思います」。西村さんは「一番難しいとされる、認知症の行方不明者を捜索する訓練をしていきたい」と話していた。
(浅沼愛)
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