犬猫引き取り業者を略式起訴 登録せず、予防接種も受けさせず

大田原区検は20日、矢板市の動物取扱業白取一義容疑者(61)を狂犬病予防法違反(未登録・予防注射の未接種)の罪で大田原簡裁に略式起訴した。
起訴状によると、白取容疑者は2016年4月に矢板市の敷地内でシバイヌ1匹を取得したが、市への登録や狂犬病予防接種を受けさせなかったとされる。公益社団法人「日本動物福祉協会」(東京都品川区)が同月に刑事告発し、県警が16年10月に動物愛護法違反と狂犬病予防法違反容疑で書類送検していた。動愛法違反容疑は20日付で不起訴処分となっている。
白取容疑者は犬猫の引き取り業者を経営。朝日新聞の取材に対し、「年間で100~200匹の犬猫を譲り受け、一部を販売していた」と話していた。
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