保護猫と出会えるキャットルームとカフェ、動物病院が併設

ブルーキャットカフェで、店長の小郷沙織さんに抱かれる猫の「だい」ちゃん=岡山市北区問屋町
ブルーキャットカフェで、店長の小郷沙織さんに抱かれる猫の「だい」ちゃん=岡山市北区問屋町

 動物病院「ノエルペットクリニック」(岡山市北区今3丁目)を経営する「ノエルペット」(同)が、保護された猫とふれ合える「ブルーキャットカフェ」を同市北区問屋町にオープンした。希望者は猫の飼い主になることができる新たな猫カフェのスタイルに挑戦している。


 飲食を楽しむカフェスペースからガラスで完全に仕切られた「キャットルーム」では、7匹の子猫が自由に走り回る。保健所からやってきた生後4~5カ月の猫たちだ。希望者は面談などで適性が認められれば引き取ることができるが、ワクチン接種費用などは負担する。店長の小郷沙織さん(27)は「母親のような気持ちで猫たちを世話している。いい飼い主が見つかってくれれば」と話す。


 クリニック院長で同社社長の亀森直さん(38)は、数年前、独り暮らしの女性が飼う犬の治療をしていたことがある。認知症が進行した女性が親類のもとに移り住むことになり、犬の新たな飼い主を探さなくてはならなかった。「高齢者が世話できなくなったペットを引き取れたら」。そんな思いが、保護された猫が飼い主と出会う猫カフェのオープンにつながった。今後は保健所からだけではなく、様々な理由で飼えなくなった個人からも猫を引き取りたいという。


 カフェスペースではコーヒーや紅茶、米粉使用の特製マフィンなども用意。猫や肉球の形をしたマシュマロも楽しめる。カフェに猫は入れないので、猫アレルギーの人も安心だ。亀森さんは「子どもが猫と遊んでいる間、親がカフェでゆっくり待つこともできる。ぜひ気軽にカフェだけでも来て欲しい」と話す。


 キャットルームは30分500円。猫専用のホテルやシャンプーなどのトリミングサービスもある。午前11時から午後8時まで営業で、水曜日は定休。問い合わせは同店(086・236・7155)。


(小瀬康太郎)

朝日新聞
朝日新聞に掲載されたオススメのペット記事を紹介しています。

sippoのおすすめ企画

猫の健康バロメーター“おしっこ持参検査”始めませんか?

 猫の8割がかかるといわれる慢性腎臓病。知らず知らずのうちに進行するため、飼い主さんの健康管理が猫の寿命にも関わります。対策について、詳しく話を聞きました。

Follow Us!
編集部のイチオシ記事を、毎週金曜日に
LINE公式アカウントとメルマガでお届けします。


動物病院検索

全国に約9300ある動物病院の基礎データに加え、sippoの独自調査で回答があった約1400病院の診療実績、料金など詳細なデータを無料で検索・閲覧できます。