200匹の動物たちと砂漠で暮らす日本人女性 写真集発売
幻想的な美しさがある砂漠の“非日常”と、砂漠に暮らす人々と動物たちとの“日常”を切り取ったネイチャーライフ写真集「Life in the Desert 砂漠に棲む」(玄光社)が発売された。
(末尾に写真特集があります)
著者は、アラブ首長国連邦(UAE)に暮らす静岡県沼津市出身の日本人女性、美奈子アルケトビさん。留学先のアメリカで、UAE出身の夫と出会い、結婚。UAEに移り住み、2004年に砂漠での生活を始めた。現在は、夫と約200匹の動物たちと共に暮らしている。「はなもも」名義のツイッターや、ブログ「はなももの別館」では、砂漠の動物たちとアラブならではの暮らしぶりをとらえた写真を公開しており、人気を集めている。
「約200匹の動物」の顔ぶれは実にカラフルだ。少し離れたところに住む夫の両親と一緒に面倒をみているのが、ラクダ、ヤギ、ヒツジ、ウシ、ニワトリ。そして、捨てられていたり、けがをしていたり、そのほかさまざまな事情により美奈子さんの家に連れてこられた、ガゼル、イヌ、ネコ、ハト、ウサギ、ウマもいる。
動物たちとの出会いについては、初出版の「砂漠のわが家」(幻冬舎)で紹介されているが、美奈子さんは本書の中で動物たちを「家族」と呼び、彼らの日常や健康を気遣いながら暮らしているという。
編集担当者に、写真集のみどころについて聞いた。
「写真集に収められている全てが、砂漠で暮らす著者にとってはごくあたりまえの日常だからこそ、朝日を受けて輝く砂粒の一瞬のきらめきや、動物たちが見せる貴重な瞬間も逃さず写し取られています」
玄光社
美奈子アルケトビ(著)
1,620円(税込)
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