映画「ねこあつめの家」の人気猫が集結 写真集「もふあつめ」
1900万ダウンロードを記録したスマホアプリ「ねこあつめ」(c HitPoint)が実写映画化され、4月に公開される。それに先だって2月22日の「猫の日」、出演する人気猫たちの写真集『もふあつめ』(KADOKAWA、1300円+税)が発売された。
(末尾に写真特集があります)
写真集に登場するのは、CM「うめほのり」などに出演するシナモン、映画「先生と迷い猫」でヒロインを務めたドロップ、映画「猫なんかよんでもこない」のりんご、ドラマ「最高の離婚」のゆず、ドラマ「ようこそ、わが家へ」のベーコン、ほかスター猫たち。
猫たちが屋内外で自然に遊ぶ姿を、「飛び猫」で人気の写真家・五十嵐健太が撮り下ろした。“もふもふ”したくなる癒しの一冊だ。
――撮影はどんなふうに行われたのか。編集担当のKADOKAWA・山本理愛さんに聞いた。
「今年一月、(映画の舞台でもある)千葉県の多古町の民家を借りて撮影しました。ちゃはちさん役はシナモン、みけさん役はドロップ、というようにゲームの役柄を映画と同じようにねこに当てています。この写真集では、主要ねこのシナモンが、仲間のたくさんのねこがいるところに呼ばれていく、という設定なのですが、実際にゲームに出てくるグッズを全部現場に持っていきました」
――土鍋に入ったり、毛糸を蹴ったり。ねこたちは慣れない場で緊張することはなかった?
「ほとんどの子がすぐ慣れて。ドロップなんて自ら土鍋に入って足を上げる名女優ぶりでした(笑)。箱におとなしく入るなど、みな賢かったです。うちにも猫がいますが、役者猫とのギャップに驚きました!」
――カメラマンの五十嵐さんにも、印象に残るシーンと、猫を上手に撮る秘訣を聞いた。
「寒い日で、ストーブでシナモンとドロップの二匹が暖をとっていたんですが、恋人のように寄り添っていましたね。撮影時にはマイ猫じゃらしを持参するのですが 僕は無口なので(笑)、声を出さずに玩具で気を引くんです。猫はどういう動きをするかわからないので、その瞬間が訪れるのを“待って”撮るのが秘訣です。猫が“飛ぶ”シーンは、連写機能の高いモデルのカメラなら連写で。少し前のカメラなら、猫がジャンプ前に“しゃがんで身構える”ので、その時にシャッターを押すと、ちょうど猫の足が宙に浮いたタイミングで撮影できると思います」
スタッフもみんな動物好き! 和やかな雰囲気がじんわり伝わってくる一冊になっている。
撮影:五十嵐健太
発行・発売: KADOKAWA
本体価格:1300円+税
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