犬・猫には、予想以上に治療費が! 年220万円の回答も
飼い犬や飼い猫に関する支出のアンケートで、飼い主の半数近くが当初の想定以上にかかった支出として「治療費」をあげていることが分かった。
アンケートは、アイペット損害保険(株)が昨年12月、犬の飼い主489人、猫の飼い主266人(計755人)を対象にインターネットで調査した。
犬や猫にかける年間の支出は、犬の飼い主は「5万円以上~10万円未満」、猫の飼い主は「5万円未満」という回答が最も多く、犬の飼い主の方が高額になる傾向が見られた。
そのなかで、当初の想定以上にかかった項目について聞くと、犬の飼い主の43%、猫の飼い主の46%が「治療費」をあげた。予防費と合わせると、健康関連の項目は全体の6割以上にのぼった。
具体的な理由としては、「予想外の入院を伴う病気にかかったから(59歳・男性)」や「誤飲の手術をしたため(42歳・女性)」と不測の事態をあげる回答が多かった。
かかった治療費の金額を聞くと、最高金額は220万円だった。
併せて2017年のペット関連支出の見通しを聞いたところ、ペット関連支出は「変わらなさそう」が約6割、「増えそう」が約3割となった。
「増えそう」な項目を聞いたところ、ペットの年齢や手術の予定を理由に「治療費」や「予防費」といった健康関連の項目が上位になった。
増える見通しの具体的な理由では、「高齢になると今まで以上にケアすべき部分が増えそうなので(47歳・男性)」「手術をする予定だから(71歳・男性)」と、ペットの高齢化や病気などがあげられた。
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