来館者アップへ 図書館の「ねこ館長」を公募
岩手県奥州市胆沢区南都田の市立胆沢図書館が、ネコ関連本を集めたコーナー「猫ノ図書館」のオープンに合わせ、「ねこ館長」の公募を始めた。命の尊さを伝えつつ、図書館の来館者アップにつなげる象徴にしたいという。
全国的なネコブームに着目し、読書への関心を高めてもらいたいと同館職員が発案した。「猫ノ図書館」は、以前から多く所蔵していたネコ関連本をもとに昨夏に特設コーナーをプレオープン。図鑑や写真集、小説、エッセー集などの蔵書を増やし、2月22日に常設オープンする。運営には東京・神保町の姉川書店内にある「神保町にゃんこ堂」にスペシャルアドバイザーを依頼したという。
「ねこ館長」はその広報を担うシンボル。募集対象は奥州市内で飼われているネコ(子ネコは除く)で、種類や性別は問わない。応募は1月31日まで。図書館では2月2~7日、飼い主が応募したネコの写真とプロフィルを併設の胆沢文化創造センターに掲示し、来館者投票で最多得票したネコを館長に採用する。オープン当日に「辞令書」を交付する予定だ。
渡辺貴子主任司書は「ねこ館長の活躍で、ネコといえば胆沢図書館と親しんでもらえるようにしたい」。応募の問い合わせは同図書館(0197・46・2133)へ。
(溝口太郎)
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