広~い飛驒、たった一匹で守る シェパードの「あたり」

新任警察犬のあたりと谷向昭紀さん(右から二人目)=岐阜県警高山署
新任警察犬のあたりと谷向昭紀さん(右から二人目)=岐阜県警高山署

 岐阜県高山市新宮町のペットホテル経営、谷向昭紀さん(68)が育てたメスのシェパードが嘱託警察犬に任命され、高山署で14日、委嘱式があった。飛驒地方でただ一頭の警察犬として広い現場を走り回る。

 県警から新たに嘱託警察犬に採用されたのは5歳の「あたり」。11月の審査会を経て、警察犬民間指導員の谷向さんが育てた6頭目の警察犬になった。警察犬訓練所から1歳で谷向さんの下に来た時、既にこの名が付いていたという。

 警察犬育成歴30年近い谷向さんが育てた前任の「しずく」(メスのシェパード)が7月に12歳で死亡した後、飛驒地方の警察犬は不在状態に。出動が必要な際は美濃地方の犬が応援していた。冨田重喜高山署長は「最近は行方不明になったお年寄り捜索でも警察犬の働きがとても大きい」と「あたり」着任を喜ぶ。

 谷向さんによれば「あたり」は元気者で、においを基に人の足跡を追うのが得意。「毎日訓練が必要で、いつ出動要請があるか分からない仕事ですが、行方不明の方が無事見つかったうれしさは格別。長く頑張った『しずく』に負けないように活躍してほしい」と話している。

(永持裕紀)

朝日新聞
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