ツシマヤマネコ来園から10年、愛されて人気者 「ヤマネコ祭」

ツシマヤマネコの「ノリ」=井の頭自然文化園提供
ツシマヤマネコの「ノリ」=井の頭自然文化園提供

 長崎県の離島・対馬だけに生息し、絶滅の危機にあるツシマヤマネコが井の頭自然文化園(東京都武蔵野市、三鷹市)に来てから10年。園内で4匹が元気に育ち、繁殖に向けた取り組みも進んでいる。29、30日には「ヤマネコ祭」が開かれる。

 園では、雌の「ノリ」が公開され、あとの3匹は非公開で繁殖に向けて取り組んでいる。

 対馬にある環境省の保護センターと福岡市動物園だけで飼育されていたヤマネコが約900キロ離れた井の頭にやって来たのは2006年。リスク回避のために分散して飼育する計画が決まったためだ。それから10年。繁殖は実現していないが、親しみやすく、野性味のある姿にファンも多いという。

 ヤマネコ祭では、園舎の前でヤマネコの姿を観察しながら飼育係やボランティアの話を聞くコーナーや、専門家の講演会のほか、ヤマネコの絵を描いたり、キーホルダーを作ったりするワークショップもある。

 園は「対馬から遠く離れた東京でヤマネコがなぜ飼育されているのかを知ってもらい、私たちに何ができるか考えるきっかけになれば」と話している。

朝日新聞
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