犬のふん放置にイエローカード 倉敷市が条例制定
![旗タイプのふん害対策「イエローカード」](http://p.potaufeu.asahi.com/sippo-c/fe5f-l/picture/10567696/112ac8e05893aaedd9dda43c3063ed05.jpg)
放置された犬のふんのそばに撤去を呼びかけるメッセージを置く「イエローカード作戦」を、岡山県倉敷市が進めている。3タイプあるカードを町内会などの団体に無償提供し、地域ぐるみで取り組んでもらうふん害対策で、12月28日まで参加団体を募っている。
市は、2012年に施行された「市飼い犬ふん害防止条例」で、ふんの放置を禁止している。昨年度、初めてイエローカード作戦を実施したところ、町内会や婦人会、企業など102団体が参加。アンケートに応じた58団体の9割が「効果があった」と回答した。
![立体タイプのふん害対策「イエローカード」](http://p.potaufeu.asahi.com/sippo-c/43a2-l/picture/10567697/a91d69fa3bf7e54952e02a11178c5cdf.jpg)
今年度も150団体程度を募集。すでに約20団体から応募があった。申請書を出すと、旗や立体、カードの3タイプあるイエローカード計50枚までと、ふんの回収袋、軍手、スコップなどを市が提供してくれる。ふんのそばにカードを置いたら2週間ほど経過を観察し、地域の目があることを飼い主に伝え、撤去を促す。
担当の市環境衛生課は「ふんの放置は町の美観を損ない、衛生上も問題があるので絶対にやめてほしい」と呼びかけている。問い合わせは同課(086・426・3361)。
(三浦宏)
![カードタイプのふん害対策「イエローカード」](http://p.potaufeu.asahi.com/sippo-c/6215-l/picture/10567698/e7123790640a7815834e8ccf8ee41a11.jpg)
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