一面、血の海に 犯人は……猫?

 中東の犬コミュニティーでも話題騒然の連載「きょうもアラブで猫まみれ」。10回目のテーマはなにやら怪しいテーマ「月曜サスペンス劇場~一面、血の海に~」です。

 

 アッサラーム、アレイコム!
 みなさんこんにちは、猫上彰です。

 

 ラマダン中、飲食店は日中営業していないと書きましたが、モールの中にあるフードコートは、周囲をついたてで囲ってひっそりと営業しています。

 

ムスリム以外の人用だそうで…
ムスリム以外の人用だそうで…

 ムスリム以外の人々も夜型生活にシフトするので、午後3時ごろ行くとまさにランチタイム。ほとんど席がないほど大盛況でした。

 

ついたての向こうは大盛況
ついたての向こうは大盛況

 ムスリムの方はお水すら口にできないので、なんだか申し訳ない気持ちを抱えたまま私もごはんを食べました。ラマダンもまだまだ続きます。

 

 さて今回は、先日起きた悲しい出来事をご紹介します。

 お母さんオーナー(我が家のオーナーはイラン人のご夫婦)がトルコのイスタンブール出張の帰りに、おみやげのワインを私に買ってきてくれました。ワインを外で飲むとなかなか高いので、とってもうれしい!

 

 What’s app(日本でいうLINEのようなメッセージアプリ)で「居間のテーブルの上に置いといたから自由に飲んでねー」と連絡が来たので、さっそく月曜の学校帰りにじっくり飲もうかと、喜び勇んで帰宅しました。

 

 家のドアを開けると香ばしいぶどうの匂いがしたので嫌な予感がしたのですが、そこには目を疑うような光景が、、、。

 

一面、血の海に...。
一面、血の海に...。

 見るも無惨、残念な結果になっていました。
 事件現場のまわりには数匹猫がいましたので、さっそく聞き込み開始です。

 

 やりきれない思いを抑え、冷静に尋ねます。


 「怒らないから正直に話してね。君がやったの?」。


 どの猫も一様に顔をそむけ、「俺じゃないもんね」風なオーラを出してきます。足にワインが若干ついている子も2匹ほどいましたが(笑)、確たる証拠はなく嫌疑不十分...。

 

なに疑ってるの?俺じゃないよ…。
なに疑ってるの?俺じゃないよ…。

 結局、容疑者は特定できず、悲しい気持ちで飛び散ったガラスとワインを片づけしました。

 早速お母さんに事の顛末をメールすると、「ごめんねー。置いた場所が悪かったねえ。また買ってくるからさ、気にしないで!」となぐさめのお言葉が。

 

 そうですよね。我が家は猫さまが一番偉いんですもんね。気にしない気にしない。 次の出張、楽しみにしてますよ!

 

 

 それではまた。マアッサラーマ!

 

(猫上彰)

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