美ウサギ日本一「ニルヴァーナ」 毛並み自慢
兵庫県南あわじ市八木養宜上の「淡路ファームパーク・イングランドの丘」で飼育されているウサギの「ニルヴァーナ」(メス、品種ベルジアンヘア)が、ウサギの品評会「第51回ラビットショー」で、総合1位にあたる「Best In Show」に選ばれた。
大会は5月22日に大阪で開かれ、全国から15品種、約110匹がエントリー。姿や形、性質などが審査対象で、国際組織「アメリカうさぎ協会」(ARBA)が定める品種ごとの理想に最も近いウサギが評価される。
ベルジアンヘア(原産国ベルギー)は細長い脚と、背中から腰にかけて湾曲した「フルアーチ」と呼ばれる独特の体形が特徴。飼育担当者らはこまめに爪を切ったり、つやのある毛並みを整えたりするなど管理に気を配った。
ニルヴァーナは、品種ごとの1位に選ばれた15匹の中でも一番美しいという評価を受け、日本一の「美ウサギ」になった。
イングランドの丘からは、過去にも別の品種で大会に出場したことはあるが1位は初めて。飼育係長の後藤敦さん(33)は「受賞は予想しておらずびっくりした」と振り返る。
ニルヴァーナは園内の「ラビットワーレン」で飼育されており、見学できる。問い合わせは同園(0799・43・2626)。
(大塚加織)
■メ~名「あずき」 4月誕生の子ヒツジ
園内で4月に誕生した子ヒツジ(メス)が、「あずき」と命名された。顔や脚が黒く、父「ひじき」に似ていることなどが理由。来園者から候補を募り、園が選んだ。体重は10キロを超え、すくすく元気に育っているという。
Follow Us!
編集部のイチオシ記事を、毎週金曜日に
LINE公式アカウントとメルマガでお届けします。
LINE公式アカウントとメルマガでお届けします。