犬のおしっこで腐食進む? 住民団体が街路灯を点検

根元が腐食し、倒壊の危険がある街路灯=兵庫県宝塚市中山五月台4丁目
根元が腐食し、倒壊の危険がある街路灯=兵庫県宝塚市中山五月台4丁目

 開発から45年以上がたつ宝塚市中山台ニュータウンで、街路灯などの腐食が目立ってきた。調べた地元の団体が住民に注意を呼びかけるとともに、市に改修を求めている。

 

 調べたのは、公園管理などを請け負うボランティア団体「こうぼうず」。今年2月、大阪府池田市で鉄製照明柱が倒れ、小4女児が人さし指を切断する事故があった。これを機に、団地内を一斉点検した。

 

 その結果、少なくとも19カ所で問題が見つかった。街路灯の柱の根元が腐食し穴が開いていたほか、信号柱の土台のブロックに大きなひび割れがあった。
 

 調査した吉田知義さん(75)は「いったん穴が開くと、腐食の進行は早い。バス停横の街路灯も根元に大きな穴があり、強風で倒れる恐れがある」という。
 

 宝塚市は、既に対策を進めている。2013、14年度に、市内の道路照明柱約2万基のうち700基を点検し、「倒壊の恐れがある」90基を確認。今年度から3年計画で改修を進めるが、うち約50基が中山台ニュータウンにあるという。
 

 中山台ニュータウンは1970年に入居が始まり、現在、約220ヘクタールに約1万3千人が暮らす。
 

 市都市安全部は「金属柱の根元に雨水がたまったり、犬のオシッコがかかったりして、老朽化に拍車がかかったのだろう。取り換えを早急に進めたい」と話している。

 

 

■阪神間自治体で点検・改修進む
 

 阪神間の他の自治体でも、街路灯の点検、改修が進んでいる。西宮市は10年度に道路照明灯8272基を点検。老朽化が激しい381基を12年度に改修した。
 

 尼崎市も10年度に、街路灯6180基を点検。このうち「補修の必要あり」とした31基を同じ年度中に改修した。「経過観察」とした541基についても、その後172基を撤去、50基の根元を補修した。
 

 芦屋市は14年度に3373基を点検した。「根元の腐食」「ボルトの緩み」などを基準に88基を補修対象とし、緊急性が高い11基を15年度に建て替えた。猪名川町も14年度に一斉点検し、8基を交換した。
 

 街路灯のLED化に合わせて点検したのは川西市と伊丹市。それぞれ45基、200基を対象に補修や撤去を進める。

 

(阿久沢悦子)

 

根元のアスファルトにひびが入り、全体的にさびが目立つ街路灯=宝塚市中山五月台2丁目
根元のアスファルトにひびが入り、全体的にさびが目立つ街路灯=宝塚市中山五月台2丁目
朝日新聞
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