保護施設出身のビーグル、検疫探知犬デビュー 関西空港

検疫探知犬のジャグ(左)とボウ=関西空港
検疫探知犬のジャグ(左)とボウ=関西空港

 関西空港に新しい検疫探知犬2匹がやってきた。外国人旅客が急増している中、日本に持ち込めない肉製品や果物を旅客の手荷物から見つけ、家畜の伝染病や害虫の侵入を防ぐ。25日にデビューする。

 ビーグル犬のボウ(雄、3歳)とジャグ(雄、2歳)で、ともにアメリカ生まれ。飼い主が亡くなったり、野犬だったりして、保護施設に引き取られた後、探知犬としての適性を見込まれて訓練施設に入所した。スーツケースを嗅いで肉製品などの「怪しい」においがすると、その横で「お座り」して知らせる。

 動物検疫所関空支所によると、関空で探知犬が見つけた肉製品などは2015年で約7トンもあり、成田や羽田を上回っている。アジアからの旅客が増え、日本の知人への土産などとして持ち込もうとする例が多いという。ボウとジャグを含めて関空の探知犬は現在4匹。今年度中にさらに2匹加わる予定だ。

 ボウとコンビを組むハンドラーの米内浩晶さん(46)は「海外と日本を行き来する際は、持ち込めない食品があることを知ってほしい。食品を処分するのはもったいない。日本に来たら日本のものを楽しんで」と呼びかけている。

(中川竜児)

朝日新聞
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