トイプードルのカリンも参加 警察犬17頭が訓練会

においをしみこませた布をくわえて指導手のもとに駆け戻るトイプードルのカリン=鳥取市
においをしみこませた布をくわえて指導手のもとに駆け戻るトイプードルのカリン=鳥取市

 鳥取市の千代川河川敷で21日、嘱託警察犬の訓練会があった。シェパードなど17頭と指導手ら9人が、容疑者のにおいを嗅ぎ分ける「臭気選別」と、容疑者の逃走経路などを追う「足跡追及」の2種目に挑んだ。

 訓練会は年2回あり、11月ごろにある審査会に向けた力試しの場。犬たちは指導手が「捜せ」と声をかけると勢いよく走り出すなどし、日頃の練習成果を披露した。嘱託警察犬として5年目になるトイプードルのカリン(メス、6歳)を訓練している指導手の宮本誠さん(34)は「出だしはよくなかったが、最後は普段の訓練通りにできた」と満足げだった。

 鳥取県警によると、2009年以降、県警の嘱託指導手は減少傾向にあり、今年は8人。山田衛・鑑識課次席は「事前に訓練を積んで多くの人に審査会に挑戦してもらいたい」と話した。

朝日新聞
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