健康医療相談

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相談・獣医師回答・コメント

質問主


はじめまして。
14歳7ヶ月のキャバリアを飼っています。
若いうちから弁膜症と診断され、9歳ごろから下記の薬を服用しています。
・テモカプリル 1mg1錠(朝のみ)
・アーティスト 1.25を半錠
・ベトメディン 1.25を1錠
を1日2回規定量服用しています。(体重 5.8kg)

連休の初め頃から数日に一回夜中の2〜3時ごろになると
呼吸が止まったり、心臓が少し止まったり…
あまり立って歩くこともできなく、もうダメかと思う危ない橋を何度か超えてきました。

そうなる少し前に異変に気付いて利尿剤をあげているので、
3〜4時間くらい苦しんだ後に落ち着いて…
翌日は歩いたり、顔上げて愛想振りまいてみたり調子が良くなります。

延命よりも苦しんで欲しくないと言う気持ちが強いです。
この場合、先述した常用している薬を1日2回から3回に増やしてあげるというのは
やはり副作用やリスクが高くなってしまったりするのでしょうか。。。

苦しんでる姿を見るのがすごく辛いです。
なんとか少しでも楽になれるのなら、、、、

慣れていないので、うまく質問できませんが、お願いいたします。

かかりつけ獣医さんが少し前にやめてしまいまして、、、、困ってます

日時2020-05-09 18:56:36

専門の獣医師からの回答

 呼吸が止まったり心臓が少し止まったりとありますが、心臓は少しでも止まると心停止ですので、不整脈があるということなのでしょうか。ちょっと状態がよくわかりませんが、利尿剤も処方されているということは肺水腫もあったのだと思います。一度肺水腫を示したのであればずっと飲ませるほうがいいでしょう。アーチストも不整脈の治療で使用しているのではないかと思いますが、うっ血性心不全の状態が悪化しているのであれば、投薬を止めるという選択肢もあるかもしれません。ベトメジンももっと増やせますし、担当の先生とよくご相談してください。
 かかりつけの先生が辞めてとありますが、何も検査せずに薬だけ残っているということでしょうか。薬の入手先がわかりませんが、一刻も早く新しい病院を探して行ってください。
 心臓病は、酸欠の病態になりますので、悪化すれば必ず苦しみます。楽にしてあげたいのであれば、適切なお薬をちゃんと飲ませることが一番だと思います。何も検査せずに勝手に薬を増やしたりするのは、目をつむって自動車の運転をするようなものです。非常に危険で薬の副作用でもっと苦しめたり、死亡させてしまうこともあります。早く病院に連れていて今のこの子の状態を診てもらってください。それしかこの子の苦痛を減らす方法はないと思います。あと、自宅で動物用の酸素ボックスがレンタルできると思いますので、調べてみてください。しんどい時などはずいぶん楽になると思います。

日時2020-05-12 09:13:20