保護犬猫たちが新たな家族と出会う「パナソニック保護犬猫譲渡会」、大阪でスタート 23日まで
保護犬や保護猫と新しい家族との出会いを目指して、「パナソニック保護犬猫譲渡会」が2025年11月22日、大阪ビジネスパークツイン21で始まりました。保護犬猫の譲渡会コーナーのほか、賛同企業、動物保護団体、獣医師、漫画家によるトークステージ、保護犬猫支援につながるチャリティマーケットなど楽しめるコンテンツが盛りだくさんです。犬猫たちとの幸せな暮らしに役立つ家電体験コーナーや、来場者にプレゼントされるサコッシュにお絵描きをしてオリジナルサコッシュを作れるコーナーもあります。23日まで開催します。(譲渡会は事前予約制、23日の予約はこちら)
2日間で犬猫のべ180 頭以上が参加予定
7回目の開催となるこのイベントは、過去6回でのべ2万5000人以上が来場し、316頭の譲渡につながっています。
今回の譲渡会には、関西や東海を拠点に活動する保護団体から、2日間でのべ180 頭以上の保護犬猫たちが参加する予定です。初日の譲渡会には多くの家族連れが来場し、ケージ越しに猫と対面したり、犬たちと触れ合ったりしていました。
動物と幸せに暮らすための知識が学べるトークステージ
譲渡会のほかにも、保護犬猫への理解を深めるさまざまな「学びコンテンツ」があるのもパナソニック保護犬猫譲渡会の醍醐味です。
会場では、ホゴイヌネコ漫画家 tamtam(タムタム)さんのトークやサイン会が催されました。tamtamさんは自分の人生を変えた保護犬たちの写真を紹介し、「人も保護犬も出会いが大事。幸せな出会いのために、準備することや命に責任を持つことの大切さについて考えてほしい」と話しました。
そのほか、獣医師と動物保護活動家も登壇しました。泉南動物病院長の横井愼一さんは「知っておきたい保護犬猫の感染症と対策」と題し、お散歩でのマダニの注意点や、ワクチンで予防できる病気、感染した場合の対処方法などを具体的に説明しました。
猫専門で保護団体や飼い主を支援する「ねこから目線株式会社」代表取締役の小池英梨子さんは、保護団体の負担が重くなっている現状をいかに変えていくか、ソーシャルビジネスの観点から、これからの保護活動のあるべき姿を語ってくれました。
そのほか、賛同企業のロイヤルカナンジャポン合同会社のトークもあり、ペットフードの栄養学について解説しました。講演後には、栄養相談会も実施しました。
パナソニック保護犬猫譲渡会は23日も午前10時から午後5時半まで開催します。イベントは入場無料。譲渡会コーナーのみ事前予約が必要ですが、事前予約なしで譲渡会の様子を見学できるエリアもあります。譲渡会以外のコーナーは事前予約なしで入場できます。ぜひ、遊びにきてみてください。
パナソニック保護犬猫譲渡会の詳細や事前予約はこちら
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