宮古島の園芸店、犬や猫もお出迎え　時には店内に寝そべり「通路封鎖」も

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　宮古島で地元から３０年愛され続ける総合園芸店「宮古グリーンセンター」。園芸資材、熱帯果樹苗、花木、観葉植物など自宅や店先にも映えるバラエティに富んだ植物を扱う。店舗には花や植物だけでなく、猫や犬もいて動物好きも楽しめるお店。代表取締役の垣花（かきはな）泰隆（やすたか）さんの息子、斉（ひとし）さんが引き継ぎ、ＳＮＳなどでお店の様子を発信している。

　お店に入るとレジカウンターのお父さんの横で、犬の大吉くん（３歳♂）が寝そべっていた。斉さんの奥様が島の保護施設からもらい受けたそうで、女性は大丈夫だが、男性のお客さんが近づくと昔のトラウマがあるのか逃げてしまう少し怖がりさん。

　美しい茶トラ猫のララちゃん（♀）は１年前に雨の中、保護された。昨年８月にララちゃんから生まれた３匹のうち、１匹は常連のお客さんにもらわれ、２匹はルナちゃん・カイ君と命名してお店の猫になった。

　猫たちは温室を広々と自由に歩き回る。花苗や園芸用肥料の入っていた段ボール箱が山積みでベッドにし放題。時には家族団子になって店舗入口のカーペットで寝そべり通路を封鎖するが、招き猫としてお客さんの笑顔を誘っている。

（取材・原田佐登美）

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