「犬や猫のために続けたい」 大野拓朗さんがおーあみ避難所のボランティアに参加

 2020年の動物愛護週間に行ったsippoのイベント「みんなイヌ、みんなネコ」に参加し、ボランティア活動に意欲を示していた俳優の大野拓朗さんが、神奈川県横浜市で犬や猫の保護活動を行う一般社団法人おーあみ避難所のシェルターのお世話ボランティアに参加しました。

(末尾に写真特集があります)

 あーあみ避難所は、「福島原発20キロ圏内 犬猫救出プロジェクト」として、2011年の東日本大震災で被災した福島県の犬猫たちを保護してお世話をするために、大網直子さんがリーダーとなり、同年に設立されたシェルターです。

 当初は被災した犬猫がメインでしたが、現在は近県の愛護センター、多頭飼育崩壊や悪質繁殖業者など、さまざまな場所から保護をしています。そして、趣旨に賛同する多くのボランティアが集まり、活動を支えています。

 休みなく必要となる犬猫たちのお世話は、すべてボランティアの有志によるもの。定期的に開催する譲渡会で家族を見つけ見送るところまで、多くの人々が携わっています。

おーあみ避難所ボランティア
犬たちのお散歩は30分~1時間必要。自然が多くのびのび歩ける

 今回、大野さんが参加したのは、犬のごはんの準備、お散歩、ケージ掃除、猫におやつをあげるなどで約2時間ほど。大網さんやボランティアスタッフが先導し、精力的に行いました。

 通常30分~1時間のお散歩をする犬たちは、この日、大野さんと走ったり、歩くなどして約1時間ほどシェルターの周辺を散策して満足げ。限られた人数でお世話をしているため、どうしてもゆっくり人とふれあう時間がとれなかった猫たちも、大野さんとふれあい、うれしそうでした。

 大野さんは自身のインスタグラムから、お散歩や猫たちにおやつをあげる様子をライブ配信し、多くの人に保護犬や保護猫のボランティアについて発信。ボランティアは今後も続けていきたいと意欲を示しました。

おーあみ避難所ボランティア、大野拓朗と猫
病気でよだれが止まらないという老猫をなでる大野さん

 現在、おーあみ避難所のシェルターには、各所から保護された70匹ほどの犬猫が暮らしています。子猫・子犬から老猫・老犬、年齢や個性もさまざまで、みんな家族募集中です。

 お世話ボランティアは随時募集しており、譲渡会は定期的に開催しています。犬猫たちの日々の暮らしを支え幸せへと導くお手伝いに興味のある方、また、家族に迎えたいとお考えの方は、おーあみ避難所のウェブサイトをご覧ください。

おーあみ避難所

小見山友子
2020年4月~sippo編集部に所属。 ファッション業界に従事後、オウンドメディアの編集長をする傍ら、2014年にWEBマガジン「INUTONEKOTO」を主宰。2015年にフリーライター・編集者として独立。ペット、ファッション、旅、サーフィン関連の執筆、編集をしている。instagram @tomokokomiyama

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