PR by 日本愛玩動物協会

山口もえさん「ペットが一層いとおしい存在に」 愛玩動物飼養管理士の魅力とは

 子育てしながら芸能活動中のタレント・山口もえさん。ペット好きとして、動物の習性や飼い方を学べる愛玩動物飼養管理士の2級の資格を持つことでも知られています。ペットのことをより深く理解するために資格の勉強をし、仕事の幅も広がったという山口さんに愛犬への思いや資格取得を通して学んだことをうかがいました。

「わかってあげられるのは自分」飼い主の自覚につながった

 子どものころから動物が大好きだったという山口さん。ペットは「癒やしであり、『このコを守らなければ』と思うことで、自分を強くしてくれる存在」と話します。

 愛犬のミニチュアダックスフント、マシュちゃんとは、約10年間、暮らしをともにしました。何十軒も店をめぐり、第一印象で「このコだ!」とピンと来たそうです。山口さんの一家全員と初めて会ったときに、うれしそうにシッポを振ったことが、飼う決め手になったと言います。

散歩中の犬
「このコは何を考えてるのかな、と思いを巡らせていると、自分の悩みも消えていきました」と山口さん

 山口さんは愛玩動物飼養管理士の学びが、マシュちゃんとの暮らしにどういかされたかについて、こう語ってくれました。

「マシュは怒られるのが苦手。よいことをしたらたくさん褒める、ということを徹底したら、トイレもちゃんと覚えてくれました。マシュに怒る回数がとても少なくなって、一層いとおしい存在になった。『わかってあげられるのは自分だけなんだ』、という飼い主としての自覚にもなり、自信につながりました」

 愛玩動物飼養管理士の勉強の過程では、犬にしつけをする社会的な意義や、その基本的な考え方について学ぶことが出来ます。

愛犬のあごに白髪「もっと理解してあげたい」という思い

 資格取得のきっかけは、ある日、マシュちゃんのあごから長い白髪が伸びているのに気づいたことだったそう。

「ペットっていつまでもやんちゃでかわいい存在だと思っていたけれど、そうだよね、犬って人間よりも早く老いてしまうんだよね……。そんな現実に改めて気づき、『私は本当にマシュのことを理解しているんだろうか』『もっとちゃんと理解してあげなきゃ』という今まで以上のいとおしさが芽生えたんです」

 その頃、たまたま読んでいたペット雑誌で、愛玩動物飼養管理士の資格を知ったそうです。

「発見したとき、『こんな資格があるんだ!』とちょっと感動したのを覚えています。『愛犬のことをもっと理解したいと思っていた私にこの資格はぴったり』と感じました」

カラーでグラフや写真も多く、年々、わかりやすさが増しているテキスト

 愛玩動物飼養管理士は、ペットの習性や正しい飼い方、関連する法律や人と動物の関係学などを広く学べるペットの資格です。公益社団法人である日本愛玩動物協会が約40年前にスタートした資格で、累計で19万人もの人が有資格者となっています。

 大学を卒業して以降、芸能活動に専念していた山口さん。「仕事一点張りだったことに気づき、何か勉強して、自分に自信を持ちたい」という思いも重なり、受験に踏み切りました。

「分厚いテキストにクラクラ(笑)でも大丈夫」

 意を決して申し込んだ山口さん。「分厚いテキストが届いたときは、こんなに覚えるの!?とクラクラしました(笑)」と振り返ります。「でも、授業の形式のスクーリングで試験のポイントを本当にわかりやすく教えてくれるので、しっかり聴講すれば大丈夫!スクーリングがあったお陰で、私は試験を乗り越えられたと思っています」と、学習のコツを教えてくれました。

 また、「今のスクーリングはオンラインなんですよ」とお伝えしたら、「えー、それってわかるまで何回でも聴講できるんですよね。さらに勉強しやすくなっていてうらやましい」と山口さん。

 愛玩動物飼養管理士の資格取得までの流れは、半年程度のテキスト学習の間、主要科目についてのオンラインスクーリングを受講し(必須)、模擬試験形式の「課題報告問題」(必須)で、さらに知識を確実にしていったあと、全国の会場でおこなわれる認定試験を受験します。テキストはフルカラーでグラフや図も盛り込まれ、毎年、最新の情報に更新されています。

 テキストに登場する動物は、犬や猫にとどまりません。ウサギやフェレットなどの小動物、鳥類、爬虫類にまで及び、この学習範囲の広さも、動物好きの山口さんにとってはうれしいポイントだったそうです。

「ミニウサギを飼っていたこともありました。ウサギは一生歯が伸びる動物で、堅いえさを食べていないコは歯が伸びすぎて何も食べられなくなってしまう。飼っているときには知りませんでしたから、飼い主が知らないことで、ペットに苦しい思いをさせてしまうこともあるんだろうな、と飼い主としての責任を再認識しました」

テレビ番組などでもたびたび紹介している資格認定証

人とペットの環境がより良くなることを願って

 資格を取り、動物のことが理解できるようになっただけでなく、動物関連の仕事の話も声がかかるようになったといいます。

 山口さんは、仕事でペットの殺処分ゼロを達成しているドイツを訪れる機会に恵まれました。

「ドイツでは、ペットを飼う前に審査があるんです。ちゃんとお散歩に行けるかとか、病院に連れて行けるかとか、いろいろな質問項目があって。町ぐるみで、社会全体で命を尊重しているんです。日本もそういう姿を目指していけたらいいなと、そのとき心から思いました」

 愛玩動物飼養管理士では、ペット関連の法律や「人と動物の関係学」などについても学びます。

「自分のペットをもっと愛せるようになることももちろんですが、勉強することでペットを飼っていない人とも良い関係性を作っていったり、命の尊さを伝えたりといった、たくさんのきっかけが生まれたのは事実です。資格によって、私は視点や考え方が変わり、『ペットの適正飼養』というキーワードを認識するようになりました。ペットを客観的に学ぶことで、人とペットを取り巻く環境がより良くなっていくといいなと思います」

マシュちゃんは2009年まで約10年間、山口さんとともに時を過ごした

 ペット業界以外でも、観光産業や介護・福祉分野などで愛玩動物飼養管理士の資格を活用できる場面が広がっています。

「動物が好きな人なら、ぜひ取ってほしい資格。なにより引き出しが増えるので、お仕事の幅が広がったり地域の活動やボランティアで生かせるようになったりと、ご自身の変化を感じられる機会が増えると思います。頑張るかいがありますよ」と、エールを送ってくれました。

(文・阿部志穂)

sippoのおすすめ企画

sippoの投稿企画リニューアル! あなたとペットのストーリー教えてください

「sippoストーリー」は、みなさまの投稿でつくるコーナーです。飼い主さんだけが知っている、ペットとのとっておきのストーリーを、かわいい写真とともにご紹介します!

Follow Us!
編集部のイチオシ記事を、毎週金曜日に
LINE公式アカウントとメルマガでお届けします。


動物病院検索

全国に約9300ある動物病院の基礎データに加え、sippoの独自調査で回答があった約1400病院の診療実績、料金など詳細なデータを無料で検索・閲覧できます。