田中要次さん「猫は浮気相手で、神様みたいなもの」？　オンライン譲渡会にゲストで登場

　動物愛護週間の初日にあたる20日、sippo主催によるオンライン譲渡会が開催された。動物愛護団体「おーあみ避難所」協力のもと開催されたこの譲渡会は、チャリティーイベント「みんなイヌ、みんなネコ」の一環で行われたもので、大の猫好きとして知られる俳優の田中要次さんがゲストで登場した。

　田中さんはおーあみ避難所から愛猫の一匹「チャイ」ちゃんを引き取った関係で、代表の大網直子さんと親交が深いそうで、自宅でくつろぐチャイちゃんの様子をふたりでながめながら、引き取ったときの思い出話に華を咲かせた。

　譲渡会では犬２匹、猫５匹が紹介された。盲目の犬や沖縄からやってきた元野良猫、劣悪な繁殖業者のもとから救い出され、８月に出産したばかりの親子猫など、さまざまなバックグラウンドを持つ犬猫たちの物語に、田中さんは真剣に聞き入っていた。

　譲渡会のあとは、大網さんのムチャぶりにより、最近引っ越したばかりという田中さんの自宅拝見コーナーも。猫たちに楽しんでもらおうと設置した立派なキャットウォークを紹介しながら、「２匹が落下したことがあって。それからは誰ものぼらないんです……」とションボリ。

　また、今回おーあみ避難所でのカメラマン役をひそかに担当していたジャーナリストの山路徹さんが、後半で急きょ登場。初対面だという田中さんに、さまざまな質問をぶつけた。

　役作りに猫が役に立つことは？と聞かれた田中さんは、「ときどき相手役をやってもらってセリフの練習をしています」と明かし、「今度やるのが、かなりキツい言葉で怒鳴ったりする役で。練習していたら、いつの間にかまわりに猫がいなくなって、布団に隠れていました」とコメント。

　また、猫が自分に与える影響について聞かれると、「浮気相手のような感じ？　おかげで、よそに遊びにいかなくてすんでます」と冗談めかして言いつつ、「この子たちのおかげで僕は今、生かされてる感じ。もう神様みたいなものですよ」と語った。

　この譲渡会の模様は、下記のページより閲覧できる。
「みんなイヌ、みんなネコ」の譲渡会ページ

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