稲わらの巨大な招き猫「たまちゃん」  みんな会いに来てね 

国道沿いに現れた「たまちゃん」。サイクリングの父子が記念写真を撮っていた
国道沿いに現れた「たまちゃん」。サイクリングの父子が記念写真を撮っていた

 「わが輩は招き猫である。名前はたまちゃん」――。三重県松阪市飯南町下仁柿の国道368号沿いにこのほど、稲わらの大きなモニュメントが現れた。

 高さ約6メートル、胴回りは最大約11メートル。骨組みには柱や板、樹皮、割り竹などを使い、稲わらは直径3センチの束を、約4200束も使ってできている。

 仁柿住民協議会が3年前から企画。イノシシ、フクロウ、昇竜に続き、今年は多くの人に来てもらおうと招き猫にしたという。延べ170人が参加し、20日間かけて制作した。来年3月末ごろまで飾る。

 「わが輩の地元では、地域を元気にしようと、松阪木綿の原料になる綿の栽培や機織りで、みんな頑張っているのである。会いに来てね」
(中川史)

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