「嘱託警察犬」審査会に11匹が挑む 「要請あれば協力したい」
事件捜査に一役買う「嘱託警察犬」の審査会が群馬県前橋市の県総合交通センターであった。県警が飼育・訓練する「直轄」ではなく、「嘱託」は民間で飼育・訓練する警察犬。審査会には訓練士6人と候補犬11頭が参加し、合格犬は来年1年間、県警の要請で出動する。
県警によると、今年9月までの警察犬の出動は291件。うち10件で捜査に貢献した。最近、藤岡市内で行方不明になっていた女性(88)を側溝内で発見したこともあったという。
2日にあった審査会では、布のにおいから遺留品を捜す「足跡追及」と災害現場を想定して遭難者を捜す「捜索救助」があった。訓練士の狩野有香さん(24)=渋川市=は「捜索に犬が加わるだけで、安心してくれる人もいる。要請があれば積極的に協力したい」と話した。
(山崎輝史)
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