警察嘱託犬6頭、ヘリ搭乗し訓練 エンジン音や気圧に順応
佐賀県警の警察嘱託犬をヘリコプターで運ぶ訓練が12日、佐賀市川副町であった。嘱託犬が犯罪捜査や行方不明者の捜索のためにヘリで現地に行った際、エンジン音や気圧の変化に順応させるのが目的だという。
この日は嘱託犬6頭が指導手と一緒に、数回分けて県警のヘリコプター「かささぎ」に乗った。20分ほど上空を飛行した後、公園で人のにおいをかがせ、5種類のにおいがついたガーゼから同じにおいをかぎ分ける訓練などをし、搭乗の影響がないかを確かめた。
県警鑑識課によると、嘱託犬の出動は昨年は41件。うち39件は所在不明者の捜索で、2件は嘱託犬が発見した。残りは強盗や窃盗事件に出動した。
ヘリに初めて乗った犬を指導した吉田博幸さん(65)は「上空では落ち着いているようだったが、においの訓練では精度に若干影響が出た。今回の経験を参考にして、さらに訓練をしていきたい」と話した。
(上山崎雅泰)
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