新宿の百貨店で保護猫の譲渡会 2日間で300匹紹介
2日間で計300匹の保護猫を紹介する譲渡会が18日、東京・新宿の京王百貨店で始まった。sippoが企画したペットイベント「みんなイヌ、みんなネコ」の一環で、国内最大級の保護猫譲渡会。NPO法人「ねこけん」(東京都練馬区)と保護猫カフェ「ねこかつ」(埼玉県川越市)の主催で、人が集まりやすいデパートで、できるだけ多くの保護猫たちに飼い主を見つけたいと開かれた。
保護猫は捨てられたり、野良猫から生まれたりして、自治体や動物愛護団体に保護された猫のこと。譲渡会はこうした飼い主のいない猫の引き取り手を探し、殺処分されないようにしようという活動だ。
この日の譲渡会では、来場者らはケージ越しに猫たちと対面し、希望の猫の譲渡を申し込んだ。猫は後日自宅に届けられ、トライアル期間を経て、正式に譲渡される仕組みだ。
19日も猫を入れ替えて、13時~17時に開かれる。混雑を避けるため、入場には整理券が必要で、当日10時から会場で配布する。
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このほか「みんなイヌ、みんなネコ」では、17日夕、SNSで人気の保護猫「ぐっぴー」「くまお」の飼い主「ぐぴ主」「くまお母」によるトークショーも開かれた。それぞれエピソードを披露し、ぐっぴーとくまおも見守りカメラを通じて自宅から“遠隔出演”。観客は立ち上がってモニターをのぞき込み、のっそりと動くぐっぴーの姿には笑いが起きた。
18日昼には、「白黒さんいらっしゃい」の作者、さかざきちはるさんのサイン会もあり、大勢のファンが行列をつくった。
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