犬や猫も熱中症になる? おしえて!しっぽ情報局vol.34
まだまだ暑い日が続く夏、今年は熱中症で倒れ病院に搬送された人が何万人にも上っています。
人間だけでなく、動物も熱中症になるってご存知ですか?
※この記事は集英社クッキーで連載中の「路地裏しっぽ診療所」(斉藤倫・作)とsippoとのコラボ連載です。
動物・ペットは暑さに強いと勘違いされていることがありますが、そんな事は全くありません。犬や猫は、汗腺が毛の生えていない肉球など限られた部位にしかありません。
つまり、全身で汗を出すことが出来ず、体に熱がこもりやすく、実は人間よりも体温調節が苦手なのです。
犬の熱中症は、環境温度22℃以上・湿度60%以上で発症が増えると言われています。それを考えると、真夏だけでなく4、5月~秋口まで注意しなくてはいけません。猫も同様です。
鼻の低い(鼻ペチャの)犬猫は、特に注意した方がいいでしょう。
応急処置をしたら、急いで病院に連れて行き、熱中症だと伝えてください。病院の対応が早くなります。
一旦症状が落ち着いたからといって、安心してはいけません。3~5日後になって、症状が出ることもあるそうです。
人間は自分で気をつけて予防したり対応することが出来ますが、犬や猫は飼い主が注意して配慮してあげなくてはいけませんね。
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動物が苦手な女子大生・雨野なずなは、ボロボロの放浪犬を拾ったことをきっかけに、動物病院で働くことに。そこで様々な理由で傷ついた動物たちと触れ合ったなずなは、ペットが直面する“現実”を知っていく。なずなを通し、人間と動物たちのあり方を描く作品。
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