愛犬のお散歩で通学路を見守って 獣医師会がパトロール犬を募集
地域の子どもを誘拐や殺人、性犯罪といった凶悪犯罪から守るため、千葉県獣医師会(千葉市中央区)が、愛犬家のパトロール部隊を立ち上げる。愛犬と散歩で小中学生の通学路を歩き、何かあったら県警に速報するのが活動の柱だ。350の動物病院を通じて、7月20日まで募集する。
名付けて「わんわんパトロール」。隊員は愛犬の首輪に「ワン証」を付け、できる限り朝夕に小中学生の通学路を散歩するようにする。県獣医師会所属の動物病院で募集。隊員になれば、愛犬の健康診断の費用を1千円、マイクロチップ装着の費用を1500円割り引いてもらえる。
県獣医師会は12日、活動を充実させるため、県警と協定を結んだ。街頭犯罪の発生状況や場所、手口といった情報をリアルタイムに提供してもらうほか、「隊員」の通報を受けて素早く対応してもらう。
県警との協定締結式に出席した市川陽一朗会長は「未来ある子どもたちへの犯罪被害を防ぐのは社会の責務です。各地で幅広く協力を呼びかけたい」。「わんわんパトロール」の防犯効果が確認できたら、隊員の追加募集も検討するという。問い合わせは県獣医師会(043・232・6980)へ。(松本江里加)
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