聴導犬&介助犬って? おしえて!しっぽ情報局vol.31

 からだの不自由な人のお手伝いをする犬は総称して「補助犬」といい、「身体障害者補助犬法」に基づいて認定された特別な訓練を受けています。その中で、前回ご紹介した盲導犬は沢山の人に知られていますが、他にも大事なお仕事をする優秀な犬たちがいること、ご存知ですか?

※この記事は集英社クッキーで連載中の「路地裏しっぽ診療所」(斉藤倫・作)とsippoとのコラボ連載です。

「補助犬」には盲導犬の他に、聴導犬と介助犬がいます。
 聴導犬は耳の不自由な人に代わって、生活の中のさまざまな音を聞き分け、知らせるお仕事をする犬です。具体的に、どんな事をするのでしょう?

 聴導犬の犬種はさまざまで、決まりはありません。人が大好きでおだやかな性格が向いていますが、適正をみて、保護犬を訓練したり、耳の不自由な人が元々飼っていた犬を訓練してもらうケースもあります。
 日本では、生活に合った小型犬が好まれています。
 一方、介助犬は身体(手・足など)が不自由な人のお手伝いをする犬です。具体的に、どんな事をするのでしょう?

 介助犬には力のいる仕事(身体の不自由な人の体を支える等)もあるため、大型犬の方が向いていると思われますが、犬種に決まりはなく、小型犬でも可能です。
 リモコン操作などの細かい作業は、小型犬の方が得意です。
 個人のニーズによって、必要とされる犬種が決まってくると言えるでしょう。



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 動物が苦手な女子大生・雨野なずなは、ボロボロの放浪犬を拾ったことをきっかけに、動物病院で働くことに。そこで様々な理由で傷ついた動物たちと触れ合ったなずなは、ペットが直面する“現実”を知っていく。なずなを通し、人間と動物たちのあり方を描く作品。

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斉藤倫
愛知県出身。1981年「なんとなくあいつ」でデビュー。「17EASY」「世界はみんなボクの為」など、代表作多数。現在、集英社Cookie(奇数月26日発売)にて「路地裏しっぽ診療所」を大人気連載中!

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