50代の男性獣医師がブルセラ症に 動物病院で犬から感染?
千葉県は8日、県内に住む50歳代の男性獣医師が、動物から人間に感染する感染症「ブルセラ症」にかかったと発表した。県内でのブルセラ症の発生は初めてだという。男性は動物病院で働いており、犬から感染した可能性もあるという。
県疾病対策課によると、男性は昨年12月14日に発熱を訴えて医療機関を受診。その後いったん快方に向かったが、同下旬に両手のしびれや足のふらつきが出て、同27日から鴨川市内の医療機関に入院した。今年3月5日、血液検査の結果からブルセラ症と診断された。現在は同市内の別の医療機関で入院治療中という。
ブルセラ症は牛や豚など家畜のほか、犬も感染する病気。体液や血液に触れると人間にも感染することがあり、インフルエンザに似た症状が出るという。
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