犬や猫などペットの飼育、神戸の市営住宅で禁止へ

神戸市営住宅で犬や猫といった特定のペットの飼育を禁止する条例改正案が、20日に開会した市議会2月議会に提出された。来月28日に議決される予定。
市営住宅条例の改正案では犬と猫のほか、鳴き声や臭気を発する動物▽人を怖がらせる動物▽人に危害を加えるおそれがある動物を飼うことを禁じる。身体障害者を助ける補助犬は対象から除かれる。
市によると、市営住宅の借り主が入居時に提出する誓約書には、現在もペットの飼育禁止が明記されている。それでもペットを飼う人はおり、悪臭や鳴き声でトラブルになる例がある。昨年4月には、50匹以上の猫を飼っていた女性が強制退去処分になった。
飼育禁止の対象になる動物かどうかは入居時に個別に判断する。現在飼われているペットが該当する場合は、飼い主に譲渡先を探すことなどを求める。
(岩田恵実)
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