猫を多頭飼育、汚物を処理せず虐待か 自称デザイナー再逮捕

飼育している猫の世話をせず、虐待したとして神奈川県警麻生署は19日、住所不定の自称デザイナー堀口妙子容疑者(62)を動物愛護法違反(虐待)の疑いで再逮捕し、発表した。「猫を飼ったのは間違いないが、虐待はしていない」と否認しているという。
署によると、昨年12月26日、神奈川県川崎市麻生区のマンションの一室で、汚物の処理などをしないまま、不衛生な環境で猫23匹を飼い、虐待した疑いがある。
堀口容疑者は同マンションに入居した2015年1月ごろに拾ってきた猫を飼い始めたとみられ、16年1月ごろから臭いなどの苦情がマンションのオーナーに寄せられるようになったという。
同市の動物愛護センター(高津区蟹ケ谷)によると、昨年12月に同マンションに保護のため立ち入った際、現場にいた24匹のうち1匹は亡くなっていて、やせていたり、下痢をしたりする猫もいたという。
堀口容疑者は今年1月に保護された猫を取り返そうと同センター内に侵入したとして、建造物侵入の疑いで高津署に逮捕され、同罪で起訴されている。
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