よりそう犬に読み聞かせ、読書を楽しむ「わんどく!」
犬に絵本を読み聞かせることで子供たちに読書を楽しんでもらう取り組み「わんどく!」が18日、奈良県平群町福貴の町立中央公民館であった。県と町立図書館が企画し、県内外の小学生ら9人が参加した。
子供による犬への読み聞かせは「R.E.A.D.(Reading Education Assistance Dogs)プログラム」と呼ばれ、米国で2000年ごろに始まった。訓練された犬の横で音読すると、リラックスして本を楽しみ、自信を持つことができるようになるという。
この日は、中和保健所動物愛護センター(宇陀市)のパートナー犬として活動するゴールデンレトリバーなど6匹が参加。犬は子供たちに寄り添い、静かに聞いていた。参加した生駒南小5年の藤井杏梨さん(11)は「わんちゃんがかわいくて一緒に読んでいて楽しかったです」と話した。
(田島知樹)
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