ツンツン猫がデレデレに変わる？　猫に愛される方法の解説本

　猫が大好きなのに、なかなか仲良くできない……と、寂しい思いをしている飼い主は意外と多いのでは。そんな“猫に片思い中”の愛猫家必見のムック本『猫とLOVE LOVE　気まぐれ猫になついてもらう秘密の方法』（宝島社）が発売された。

（末尾に写真特集があります）

　同書は、プロのペットライフアドバイザーが猫の生態にもとづき、愛猫に頬ずりしたり、抱っこしても嫌がられない方法を丁寧に解説。

　鼻チューしてくれるには？ お出迎えしてくれるには？ 思う存分モフモフさせてくれるには？ ……など、“猫に愛される飼い主になる”をコンセプトとし、ツンツンだった猫がデレデレ猫に変わる、驚きの方法が紹介されている。

　さらに、愛猫をカメラ好きにして、SNS映えする写真の撮り方も紹介。SNSで人気の飼い主さんたちによる、“遊びながら撮影する”といった工夫や、“ブログとインスタグラムで撮り方を変える”といった撮影方法は参考になりそうだ。

「もっと愛でたい！いろんなLOVEの形がある。」というコーナーでは、元々猫好きではなかったのに、気づいたらどっぷり猫の魅力にハマっていた、という方々を紹介。猫との接し方にはいろいろな形があることがわかる。

　同書の編集を担当した藪下秀樹さんから、まさに“猫とLOVELOVE”な書籍の誕生秘話を聞くことができた。

「我が家では３年ほど前、ハルという名前の黒猫を譲渡会で譲り受けたのですが、最初は全くなついてくれませんでした。それが今では、すっかりデレデレ猫になって、抱っこはもちろんのこと、思う存分モフモフさせてくれます」

「猫は気まぐれですが、なついてくれればくれるほど、可愛さが加速する……。それを深く感じたことが、本書を企画したきっかけです」

　藪下さんによると、読者から「かわいい写真に癒された」「猫の生態が分かったおかげで、猫と仲良くなれた」という反響が届いているという。猫を飼っている人はもちろん、猫を飼っていない人は、飼ったときを妄想しながら楽しんでみては？

（安田有希子）