寒い…!石の上で丸くなるクロヒョウ もネコ科だニャ
「ニャンニャンニャン」の「ネコの日」(2月22日)に合わせ、鹿児島市の平川動物公園がネコに関する特別企画を始めた。園内のネコ科の動物についてのクイズラリーならぬ「クイズにゃりー」が10日にスタート。寒さで丸くなるクロヒョウのかわいらしい姿も話題になっている。
同園では、トラやクロヒョウ、クロジャガー、ライオン、ベンガルヤマネコの計5種のネコ科の動物を展示している。
「クイズにゃりー」では、飼育されているネコ科の動物の特徴や習性などを問うクイズが用意され、参加すると動物の写真をあしらった缶バッジやポストカードがもらえる。各獣舎の説明パネルにヒントがあり、ネコ科の生態に関心をもってもらいたいと昨年から始めたという。
「クイズにゃりー」最終日の24日には、世界自然遺産登録をめざす奄美大島で国特別天然記念物のアマミノクロウサギなどを襲う野生化した猫(ノネコ)の対策、ツシマヤマネコの保護活動、飼い猫との上手な接し方などについて、飼育員や獣医師が講演する。
また、園のツイッターで1日、寒さで丸くなったクロヒョウを紹介すると、約3万回近くリツイート(転載)された。同園教育普及係長の福守朗さん(47)によると、クロヒョウなど野生のネコ科の動物も飼い猫と習性やしぐさは変わらないといい、「『かわいい』という共感をさらに一歩進め、絶滅危惧種のネコや希少種を危機的状況に追い込むネコがいることも知ってほしい」と話している。
企画などの問い合わせは平川動物公園(099・261・2326)へ。
(ライター・知覧哲郎)
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