ラーメン店のかまぼこ板が、かわいいネコのブローチに!

ネコのブローチ展を開いている原田美佐子さん=福岡県直方市
ネコのブローチ展を開いている原田美佐子さん=福岡県直方市

 福岡県直方市内で夫と共に飲食店を営む原田美佐子さん(68)が、かまぼこの板を使ってネコをかたどったブローチを作っている。これまでに100個以上ができあがり、2020年の東京オリンピックまでには「1日1個で1千個つくりたい」と張り切っている。


 みそラーメンを中心にした「タンポポ亭」を夫の博美さん(69)と切り盛りする。もともと版画を趣味にしており、今年はじめごろ、インターネットで彫刻刀を探していたところ、動物の作品だけを作る女性彫刻家の著作が目にとまった。


 大好きだったネコのブローチの作り方がまとめられていたため、すぐに購入、参考にして彫り始めた。店にはちょうど、ちゃんぽんの具に入れるかまぼこの板が、捨てるほどあった。


 作業をするのは1日の仕事を終えた後の自宅で。最初は飼い猫の「ウチノ」や「チョコ」をモデルにした。次は、昨年自宅から姿を消した「ユッキ」や「エク」。子どものころに飼っていた「ミー」を作り終えたころには、もう止まらなくなった。


 これまで飼ったことがあるのは雑種ばかりだったが、図鑑に載っているネコ、本で見た著名人の飼い猫など、次から次へとつくってみた。1枚の板でつくれるブローチは5センチほどのが二つ。彫刻刀で型をとるのは1日で1個程度。ある程度たまると、アクリル絵の具で色をつける。


 作業はいつも深夜になる。博美さんが夜中にトイレに立つと、まだ起きている原田さんを必ず見つけるため、「体を壊さないように」と心配されるほど、のめり込んだ。


 2次元の版画と違い、「彫刻は立体感を出すのに苦労した」と原田さん。それでも、少しずつ彫るスピードも速くなり、作品を見返しては癒やされる日々を送る。


 原田さんは今後、ブローチの制作依頼も受ける予定にしている。


(小田健司)

朝日新聞
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