猫にエアガン撃った疑い 男を書類送検「引っかかれ、仕返し」

他人の飼い猫に向けてエアガンを撃ったとして、大阪府警は12日、堺市西区の会社員の男(38)を動物愛護法違反(虐待)の疑いで書類送検し、発表した。容疑を認め、「猫がびっくりして逃げるのが楽しかった」と話しているという。
住之江署によると、男は11月24日午後1時半ごろ、大阪市住之江区の駐車場で、放し飼いにされていた猫にエアガンを発射し、虐待した疑いがある。命中したかどうかは不明で、猫にけがは確認されていない。
男は「以前にエサをやったときに猫に指を引っかかれ、仕返しするために撃った」と供述。今年8~11月に他の猫も含め10回ほどエアガンを発射したと説明しているという。
飼い主の男性が先月、車の運転席から男が猫に向けてエアガンを撃つ様子が映った防犯カメラ映像をツイッターに投稿し、批判が広がっていた。映像には、黒色の乗用車に乗った男が運転席からエサのようなものを投げ、その後、猫が寄ってきたところでエアガンを撃つ様子が映っていた。
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